東村山市クレー射撃連盟


団体名:東村山市クレー射撃連盟
創立年月日:昭和38年10月24日
加盟年月日:昭和39年 4月 1日
会員数:22名

・沿革(あゆみ)
当連盟の設立は、昭和38年田無猟友会から東村山猟友会が分離独立し、その東村山猟友会の中に射撃部として発足したのが発端となる。 この時代の銃砲所持の用途は、狩猟をするためというのが大半で、射撃競技そのものへの関心は薄かった。設立されたこの年は、 翌年東京オリンピックが開催されることもあり、またクレー射撃の会場として近隣の所沢に国際射撃場が開場したこともあって、 クレー射撃への関心が急速に高まった時期でもあった。 そこで、昭和38年10月栄町旧市民会館で第一回総会が開催され、12月には連盟を代表して湯浅(故人)氏が体育協会設立準備会に 出席することになる。翌39年4月には、体育協会に正式加盟した。当時の体育協会加盟連盟の数は、10団体であった。


写真1)昭和60年に開催された柏崎市との交流会


・活動状況
連盟の活動は、2月末に開催される定期総会から一年が始まる。その次には①射撃練習会兼都民大会選手選考会(3月) ②東村山警察署管内銃砲一斉検査の手伝い(4月)③春季市民大会(4月)④都民大会選手派遣(5月)⑤射撃練習会(6月) ⑥都下大会(有志参加・7月)⑦警察署銃砲安全協会安全研修会手伝い(8月)⑧秋季市民大会(9月)⑨納会大会(10月)と続く。 それ以外には、東京都選手権大会(7月)・都下選手権大会(11月)などに有志の選手が個人参加している。 毎年11月中旬から2月下旬までは、狩猟の解禁期間のため、連盟の活動は計画されていない。 ②の一斉検査は、東村山警察署の管内(東村山市及び清瀬市)における銃砲所持者に対する検査で、 その運営の一端を連盟が担っている。⑦の安全研修会も、同様である。


写真2)平成21年の銃砲安全協会研修会


・競技
クレー射撃競技には、大きく分けてトラップ(遠距離射撃)とスキート(近距離射撃)の二種類がある。 各大会もその二種目及び各種目合計の総合によって争われる。使用する銃は散弾銃。連盟の活動を振り返ってみると、 過去には東京都代表選手として2名を国体に送り出している。また近年では、 2010年の市町村大会でスキート部門において個人成績1位・2位を連盟の選手が独占した。 昨年の都下大会(旧市町村大会)では、総合3位の成績を収めた。しかし活動が充実している中にあっても、 会員数は減少の一途をたどっている。平成21年12月に施行された銃刀法の改正に伴い、 銃砲の所持に関する規制が一段と厳しくなり、所持者が減少していることによる。 今後は会員の高齢化が進む中、2020年に約半世紀ぶりに開催される東京オリンピック・パラリンピックを見据え、 若い会員の加入を推進することが大きな課題となる。

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